ホテルや旅館と違い、”暮らすように泊まれる”のが民泊の魅力。電子レンジや洗濯機など、ホテルの部屋には置いていない生活必需品のアイテムが求められます。
この記事では、民泊に必要な備品(家電や生活雑貨等)についてお伝えします。
これから民泊を運営される方の参考になれば幸いです。
家具全般、照明類・エアコン・電気、ガス設備など建物に付属している製品、災害や非常用に関する製品(非常灯、懐中電灯、消火器、防災道具など)は除いています
家電
キッチン家電
キッチン家電 必需品
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 電気ケトル(ポット)
- 炊飯器
冷蔵庫は面積が大きいのでインテリアにもある程度影響を及ぼします。キッチン家電はメーカーやデザインを統一するとすっきりとした印象になります。
キッチン家電 プラスアルファ
必須ではないですが、グレードアップアイテムとして以下のような商品も挙げられます。
- トースター
- コーヒーメーカー
- ウォーターサーバーなど
トースターはパンの粉などの清掃が発生することもあり、導入していない物件も多いです。このほか、私たちがお伺いした物件では、コーヒーメーカーやウォーターサーバーなどを揃えているオーナーさまもいらっしゃいました。定期的な清掃やメンテナンスが必要ですがゲストには嬉しいアイテムです。
生活家電
長期滞在するゲストも多いので、衣類の手入れや、ちょっとしたお部屋の掃除もできる備品が必要です。
生活家電 日用品
- 洗濯機
- アイロン
- ヘアドライヤー
- 掃除機
- クイックルワイパーなど
- 掛け時計(静音タイプのもの)
生活家電 エンタメ用品
- テレビ(Netflixなどの動画視聴可)
- DVDプレーヤー
- ゲーム機器
生活家電 プラスアルファ
- 空気清浄機
- 衣類乾燥機(コインランドリーが近くにない、衣類を干すスペースが無い場合など)
新型コロナの流行以降、ウィルス対策として、空気清浄機を導入する民泊は非常に多くなりました。多くの人が出入りする部屋ですので、季節問わず、空気清浄をしておくとオーナー様もクリーナーの方も安心です。
多言語説明・ラベルシールは必要!
すべての家電製品において、英語でのラベルシールや使い方説明は必要です。ガイドブックなどへの記載も有効的ですが、ラベルシールを作成して、家電へ直接貼っておくと親切です。
生活に関する備品
生活全般
- ハンガー
- ハンガーラック
- アイロン台
- タオル掛け(タオルラック)
- 洗濯ハンガー
- 物干し竿
- 洗濯ばさみ
- ドライヤー
- ゴミ箱
- ティッシュペーパー
ハンガーとハンガーラック
コートやジャケットなどの洋服をかけたり、ちょっとしたものを干すときに室内設置用のハンガーラックとハンガーがあると親切です。
これまでいくつかの民泊で見かけましたが、こちら↓は天井取付型の室内用の物干しで、「ホスクリーン」という商品のようです。(写真はフリー素材からお借りしました)物干し竿がかけられ、多くの衣類を吊るすことができるので、このような商品は便利ですね!
食器類・キッチン用品
部屋の最大宿泊人数分の食器と、予備を用意しておく必要があります。子供用のプラスチック製の食器もあると親切です。調理道具は複数の種類が必要です。
- コップ、グラス
- お皿(大・小)
- カトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ)
- 箸
- 調理道具(フライパン、鍋、包丁、ナイフ、キッチンばさみ、しゃもじ、ヘラ、お玉、トング、水切り、ザルなど)
キッチンの備品
食器類の洗浄用のスポンジや洗剤や、台拭きなども用意しておきましょう。スポンジは低コストでたくさん入っているものを購入し、ゲストごとに使い捨てと考えてこまめに取り換えると衛生的です。
- キッチン用洗剤
- 皿洗い用スポンジ
- ふきん
- 台拭き(ペーパータオル等)
- キッチン用排水溝ネット
- ハンドソープ
- ハンドタオル など
トイレの備品
トイレを清潔に保つために、ゲスト・クリーナーが両方で扱える清掃道具を常備しておきましょう。トイレットペーパーはなるべく床置きは避けて置き場を確保し、ゲストが困らないよう多めにストックを用意しておくと良いです。
- トイレットペーパー
- トイレ用洗剤
- トイレブラシ
- 芳香剤
- トイレクリーナー(流せるシート)
- スプレー(消臭剤)
- ハンドタオル
トイレマットやスリッパは必要?
トイレマットやスリッパは衛生面、清掃の観点から見ても特に必要ありません。これまで撮影したお部屋でも、これらが置いてあるお部屋はありませんでした。また、便座や便座のフタのカバーなどもかえって不衛生になりますので、何も装着せずいつでもキレイに清掃ができる状態にしておくのがベストです。
アメニティ
タオルやシャンプーは少しグレードをアップして高級感のあるものを選定すると、おもてなし感も増しますし、特に女性のゲストにも喜ばれるアイテムとなるでしょう。
ホテルのように「使い捨て歯ブラシ・カミソリ・シャワーキャップ・ヘアブラシ・ボディスポンジ」などなど…いろいろな物を揃えるのは大変ですし、運営コストも多くかかってしまいます。入浴中・後に必要となる必需品を抑え、あとはオーナー様がどこまで揃えるかをコスト面とともに検討することをおすすめします。
アメニティ 必需品
- タオル(バスタオル、フェイスタオル)
- シャンプー、コンディショナー
- ボディソープ
アメニティ プラスアルファ
- 歯ブラシ
- 使い捨てスリッパ
ボディソープはあっても、ボディタオルが無い!
・・・という民泊がほぼ100%です。民泊に泊まるゲストは旅慣れた人が多いので、体を洗うタオルなどを持参しているのでしょうか・・。一般的にはタオル類はバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル(キッチンやトイレの手拭き用)があれば充分です。グレードをあげたいオーナー様は、ホテルや旅館で導入している業務用の使い捨てボディスポンジなども検討してみてはいかがでしょうか。
衛生グッズ
ゲストが怪我をしてしまったときの救急セットや、ウィルス対策としてのハンドソープや消毒剤も導入しましょう。
- ハンドソープ
- 除菌スプレー
- 手指消毒剤
- 救急セット(絆創膏、綿棒、消毒液、コットン球、ホータイ、不織布テープ、毛抜、ガーゼ、三角巾、ハサミなど)
おすすめの商品
以上、民泊に必要な代表的な備品を紹介しました!これがすべてではありませんし、ここに紹介していないアイテムも、お部屋やコンセプトによっては必要になるかもしれません。オーナー様のご意向に合わせて企画してみてください。エアビー民泊のレビューなどを見るのも参考になります!
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