民泊のPR写真はプロのカメラマンにお願いするべき!?

民泊の撮影

こんにちは!Space Photoの岸です。

民泊を始められたばかりの皆さんは、ご自身のスマートフォンでお部屋を撮影し、取り急ぎエアビーにアップロードされている方も多いかもしれません。お知り合いのカメラマンさんがいないと、どこでカメラマンさんを探せば良いのか分からないですよね。。

そもそも、プロの撮影で○%集客率が上がった!などのデータがない限りは、実際に依頼してどのくらいの効果が出るんだろう…??と思ってしまうかもしれません。

この記事では、プロのカメラマンが民泊のお部屋を撮影することでどのくらいの効果があるのか?と、実際に依頼する方法や注意点についてまとめました!

記事を書いた人

Tomoka Kishi

民泊清掃やステージング経験を元に、2018年より民泊写真撮影やインテリア企画に携わっています。インテリアデザイナー有資格。IT起業経験もあり、民泊撮影サービスSpace Photoにてブログを運営中。

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プロのカメラマンが撮影することでどのくらいの効果があるのか?

エアビーのホストになっている方はご存知かもしれませんが、エアビーの「プロによる写真撮影プログラム」のページでこのようなデータが発表されています!

20% ホ⁠ス⁠テ⁠ィ⁠ン⁠グ収⁠入⁠がア⁠ッ⁠プ
プロが撮影した写真を掲載すると、同じエリア内のほかのホストよりも多くのホスティング収入を得られる可能性があります。

上記の数値は、2020年9月から2021年10月までにプロが撮影した写真を掲載している世界各地の5,000件のリスティングを対象に行った、ホスティング収入、予約数、プロによる写真撮影費用を照らし合わせた2021年の分析に基づいています。これらの結果は、プロが撮影した写真をアップロードする前後8週間にわたって、Airbnbプラットフォーム上で継続的に公開されていたリスティングで確認されたものです。

引用元:https://www.airbnb.jp/e/pro-photography

20% 予約数がア⁠ッ⁠プ
写真は、宿泊予約の決め手となる上位3つの理由のうちの1つです。

視覚表現を通じた宿泊施設の把握に関する2018年の国際調査。

引用元:https://www.airbnb.jp/e/pro-photography

20%というのは劇的に大きな数字ではないかもしれませんが、仮に月の売上が30万円だとすると、月次売上30万円→36万円にアップしたことで、年間72万円もの差が出るということになります!

たくさん物件を運営されている方や、売上の大きい物件を運営されている方は、その差が本当に大きくなるという事になります。

この記事の結論になってしまいますが・・・これだけの「差」がでるなら、出来るだけ早くプロのカメラマンにお願いしたほうが良いですよね!!😆

プロのカメラマンはどうやって探す?

プロのカメラマンへ依頼する方法は、主に3つあります。

  • 撮影会社へ依頼する
  • エアビーの写真撮影サービスを利用する
  • クラウドワーカーの検索サービスで探す

それぞれの特徴を見ていきましょう。

①撮影会社へ依頼する

当社のような民泊撮影を専門に行っている会社へ依頼する方法です。不動産の物件写真や建築写真(竣工写真)を専門にしている会社は、ありのままを正確に撮影する事に徹していますので、少し方向性が違います。
宿泊施設としての魅力を最大限に引き出すイメージ作りや、アメニティや備品などをアップにした写真撮影も必要ですので、撮影会社へお願いする場合には、出来るだけ宿泊施設の写真を撮った経験のある会社へ依頼しましょう。

撮影会社の特徴:撮影時間が決まっていることが多い!

多くの撮影会社は、ある程度、時間の制約を設けています。例えば、「60分で○枚」といった決まりです。

極端な例ですが、60分で50枚撮影するということは、1~2分で1枚を撮影するということになります。あくまでも当社の見解となりますが、立ち位置を変えて違うアングルで50枚撮影していくのは不可能ですので、同じ構図で露出(明るさ)を変えて連写して数十枚撮影ということになると思います。

②エアビーの写真撮影サービスを利用する

カメラマンさんを探す方法として、エアビーを通じて写真撮影サービスを依頼する方法があります。自分で探さなくても、エアビーと提携している経験のあるカメラマンさんに来てもらうことができます。
キャンペーンなどで、エアビーからホストの方に無料オファーなども届くことがあるようです。

エアビーのカメラマン派遣のメリットとデメリット

撮影した写真はカメラマンさんから直接エアビーへ送付され、エアビーのスタッフが選定し(修正が必要な場合は対応)、アップロードまで行ってもらえるというメリットがあります。また、カメラマンへの報酬が売上金から差し引かれるため、売上が確定してからの支払いが可能となりますので、先払いになることがありません。

デメリットとしては、カメラマンの紹介まで丸2日程度、撮影~写真の納品まで1週間程度が掛かり、全体的に時間が掛かることです。また、撮影した写真はエアビーのみでしか使用できないので、ご自身のホームページやSNS、他の予約サイトで使用することができません。撮影時にご自身が気に入った写真があった場合でも、エアビー側の選定で掲載されないこともあるようです。

1日でも早く開業したい、写真をいずれ色々な媒体に使いたい!という方は撮影会社や個人のカメラマンさんへ依頼することをおすすめします。

③クラウドワーカーの検索サービスで個人のカメラマンさんを探す

最後に、クラウドワーカーの検索サービスで探す方法があります。経験豊富な方がいますし、ポートフォリオなどでも過去の撮影実績が確認でき、クオリティを確認して発注することができます。

ただし、一部のサービスでは「対面」が禁止されています。

対面が禁止されていますと、無人の状態で撮影を依頼することになりますので、当然ながら、ある程度事前に要望を伝えて、すべておまかせという形になります。

当社ではリピーターのお客さまにおいては無人でおまかせいただくことはありますが、必ず初回はお会いして、撮影開始前にご希望を直接お伺いするようにしております。

対面ができない場合でも、出来ればビデオ通話等で撮影開始時にお打ち合わせするのがベストだと思います。

プロに撮影を依頼するときのチェックポイント

1.水平・垂直がとれているか

ポートフォリオなどでこれまで撮影したお部屋を確認し、水平・垂直がとれているかを確認しましょう。

もし、俯瞰(ふかん)での撮影が極端に多かったり、湾曲している場合には、室内撮影にあまり慣れていない場合もあります。
※狭い場所は、どうしても俯瞰(ふかん)になってしまう場合もあります。

2.照明器具の持参

エアビーは基本的には自然光で撮影することを推奨しています。しかし、日本の住宅は海外に比べて窓が小さく、昼間の撮影でも室内の照明を点灯することがほとんどです。

晴れた日でも、お部屋の形や照明の位置によって部屋の明るさが均等にならない場合もあり、アメニティや備品のアップを撮るときに明るさが足りない場合もあります。

その際にはストロボを利用して全体的な明るさを調整することで、自然な雰囲気で撮影することができます。

必ずしもこれらを使うわけではありませんが、照明器具を持参してもらえるか確認するようにしましょう。

3.三脚(一脚)の使用

手持ちでの撮影でも水平・垂直が出ないわけではありません。しかし、カメラを固定しない限りは「ブレ」が生じてしまう可能性があり、特に暗めの部屋などではブレが顕著に出てしまいます。また、「商品撮影」に近いアメニティや備品の撮影には、固定するために必ず使用します。

全カットで必須ではありませんが、お部屋を撮るときの機材として三脚(一脚)は必須アイテムとなりますので、これらの持参についても念のため確認しておきましょう。

4.撮影してもらえる枚数ではなく、「シーン数(カット数)」を確認!

撮影会社の部分でも触れましたが、撮ってもらえる「枚数」ではなく「シーン数(カット数)」を確認するようにしましょう。

当社を例に挙げますと、1部屋あたりいろいろな角度で3~4カットは撮るようにしています。試し撮り→本撮影し、少しでも違和感があった場合はコーディネーターが手直ししてまた試し撮り…という流れなので、1部屋でもある程度の時間が掛かります。

3LDK程の広めのお部屋が「1時間で数十枚」といった場合には、少々注意が必要です。間取りや家具の配置を確認してもらえれば、事前に大体のカット数を算出することができるはずです。どのくらいのカット数を抑えてもらえるか事前に問い合わせてみましょう。

5.魅力的なカバー写真を撮ってもらえるか

エアビーのカバー写真はほぼ正方形です。お部屋の特徴的な場所は、そのお部屋の「顔」としての特に重要な写真となります。この「顔」を見つけるのは、プロのカメラマンの仕事。ポートフォリオなどで、カバー写真として魅力的な写真を撮れているかが確認できると思います。

まとめ:民泊のPR写真はプロのカメラマンにお願いするべき!?

「民泊のPR写真はプロのカメラマンにお願いするべき!?」というテーマでお伝えしました!

改めてポイントをまとめてみます。

プロのカメラマンが撮影することで収入・予約率が20%アップする(エアビー発表)

プロのカメラマンの依頼方法は主に3つ
・民泊撮影専門の会社
・エアビー派遣のカメラマン
・個人のカメラマン

お願いする時のチェックポイント
・水平垂直がとれているか
・照明器具の持参
・三脚(一脚)の持参
・枚数ではなくカット数を確認!
・魅力的なカバー写真を撮ってもらえるか

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
当社では、こちらの記事に書いたチェックポイントを押さえ、撮影を行っております😀

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気になった方は、ぜひ当社の「民泊撮影サービス」のページをご覧ください😊

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